7月30日金曜日に、国語サマーセミナーを実施しました。
まず、廬山寺 町田宣亨執事長様から、廬山寺の歴史や、廬山寺と紫式部との関わりについてお話しいただきました。
千年前に紫式部の邸宅があったとされる場所に、現在、廬山寺があります。
この場所で藤原宣孝との結婚生活をおくり、一人娘の賢子(大弐三位)を育てたと言われています。
『源氏物語』をここで執筆した紫式部のことを思いながら、源氏庭の前で、お話を伺いました。
次に、京都御所のフィールドワークです。1869年に東京に移られるまでの約500年間、天皇がお住まいの場所でした。平安時代の建築様式をもとに建て直されたものです。紫宸殿と清涼殿など、古文の舞台となっている場所を訪れました。
『源氏物語』は、この場所から始まります。
「ほんまもん」を体験する、有意義な体験となりました。